女という生き物は男によってより女になるのです
という事を、身をもって感じました。
久しぶりに野性的なアフリカンガイズと夕食にでかけて思いました。
最近、ヨーロピアンガイズと一緒にいる機会が多いので、彼らの”女性”の扱いに慣れてしまっていました。
ほんのちょっとした男性の”気づかい”で、女性はより自分をより女性と認識し、美しくなっていくのではなかろうか。。。。
そんな話を日本人友達としていました。
きっと女性の振る舞いによっても、男性ももっとかっこよくなるのでしょうね。
うーーん、でも彼らのようなアフリカンガイズにそれをしても、男性中心主義を助長するだけのような気もします。
アラサーの体力
月のものと風邪と睡眠不足と炭水化物過多により、一日ふらっふらな日でした。
ふと2年前の今日の日記を振り返る。
この時期は体調を崩しやすいのでしょうか。
確かガーナにいた頃から、下痢のハウツーをマスターした気がします。
そういえば、どんなにふらふらでも、職員食堂までがんばって歩いて、ほんとに意識とびそうになりながら、みんなで食事をとった記憶があります。
2年の歳は思ったより大きいのかな。
ふらふらへの耐性が格段に下がっている気がします。
まず、目を開けていられない。苦笑
そして、会話が全くできない。
それでも、今日はがんばって、朝は7時から動き回り、帰宅しては明日の夜のホームパティ用に料理の下ごしらえを6つ。
気付けば0時。
それからちょっとだけ文献を読んでベッドへ。
おやすみなさい。
エッセイ 結果
3つのうち、2つのエッセイ結果が帰ってきました。
一つは、まぁ予想通り。
パスはしましたが、そんな良くもなく。
でも友達ブリティッシュも割と近いスコアだったので、ちょっと安心(びっくり)しました。
もう一つは、ちょっと驚き。
割と良いスコアでした。
でも確かに、少しだけ手ごたえを感じていました。
さすがに、この年になると、試験や課題やプレゼンのできとそれへの評価は、ある程度つかめます。
思えば、いっぱい試験や課題やプレゼンをやってきました。
経験上、明らかに言えること。
「がんばりは、裏切らない。」
パトリシアのがんばり、はたから見ていて彼女の健康が心配で仕方ありませんでした。
人のこと言えませんが、勉強とほかのバランスを取ることが本当に下手な彼女。
でもその頑張りは、はっきりとエッセイ結果に出ました。
ものすごいハイスコアをたたき出した、パトリシア。
ブリティッシュ友達でもそんなスコアとったなんて聞かないぞ。。
いろいろな面から、モチベーションが上がったところで。
今学期、もう少し、がんばろう。
ちょっとずつ、一日1cmでいいので、確実に成長するのです。
おおっと、、身長ではありません。(;´・ω・)
ペルビアンフード&インカフード
「何か、ペルビアンフード(ペルー料理)作って♡」
とパトリシアにお願いしていました。
今度の土曜日、ホームディナーパーティを予定しています。
しかしながら。
彼女が見せてくれる、また説明してくれるペルビアンフードは特にペルー感のない、いたってどこにでもありそうな(失礼)料理ばかり。
基本、野菜とお肉の炒め物+フライドポテト+白米。
「すごく美味しそうね!うーん、パトリシア、でも味付けは何でするの?ペルーの調味料なんて見つかるからしら・・?」
と尋ねると衝撃の写真を見せてくれました。
「Hiro、味付けはこれよ!」
どーーーーん。
「ペルーでも全く同じもの使ってるもの。」
なんと!
醤油が彼らのライフスタイルに入り込んでいるなんて、びっくりです。
ペルー。
日本。
まるっきり地球の反対です。
嬉しい。
ですがここでまた一つ疑問が。
ひ:「ねぇ、パトリシア。醤油ってペルーで作るの?それとも輸入?」
パ:「うーん、きっと輸入よ。作ってるなんて聞いたことないわ。」
ひ:「そう。じゃあ、ペルーの伝統的な昔っからある、ペルー独特の調味料とか料理は何?」
パ:「・・・・・」
ひ:「・・?」
パ:「醤油は私たちの料理に一般的に使われてるわよ・?汗 伝統?うーーん。。。」
ひ:「うん、でももし醤油が輸入なんだったら、輸入ができるようになってから(つまりごく最近)使われ始めたってことよね?そもそもペルーにずーーと昔からある調理法とか調味料とかごはんってなぁに?」
パ:「・・・(;´・ω・) 私たちの料理、思えば、すごくインターナショナルだわ。ヨーロッパの料理とか調理法と混ざってる。でもそれをペルビアンフードって私、呼んでた。Hiro、気づかなかったわ。そう考えると、そうよ!インカフード!!それが私たちの昔からある伝統料理よ!」
ひ:「インカフード!!!!」
パ:「そう。インカフード。でもね、もうそれを食べる人や食べれるところは本当になくなってきてると思うわ。少なくとも、首都で生活してた私は、日々の生活で食べたりはしなかった。小さいころ、山岳地帯にすむおばあちゃんの家に遊びに行ったとき、食べたのは覚えてる!」
ひ:「そうなのかー。。インカフードが食べられなくなったのはなんでだろう?いつからだろう?どうしてこんなにインカフードの影響がなくなってるんだろう?」(興味津々。)
パ:「・・・・・(;´・ω・)」(だいぶ考える。)
ひ:「・・・もしかして、スペイン人の侵略とか、それが関係してるのかしら。。」
パ:「!!Hiro、それは確かに言えるわ。やっぱりあの頃から、そしてスペイン人の侵略から独立してからも、どんどんヨーロッパの食文化が入ってきて、それが完全に今のペルビアンフードのベースになってるのかもしれないわ。Hiro、私、今までこのことに全く気付かなかったわ。。!すごい発見だわ。。!」
少し、ショックを受けているような、でも興奮しているような、パトリシアでした。
食文化からみる、”開発” の問題。
侵略、植民地化により、固有の食文化が希薄になり、その事に気づいていない国民たち。
私も、ペルーの食文化がこんな風に形成されているなんて思ってもいませんでした。
例えば、ガーナにはガーナの(というか民族ごとに)、主張が強い食文化が色濃く残っています。
だから、ペルーにもきっとそういうものがあるのだろうと思っていました。
さて、ペルーとガーナのこの違いは何なのでしょう。
開発の度合い=外部からの干渉が長い、規模が大きい。
国民性。大陸民性。(社会学を学んでいる身としてはこの言葉で片付けてはいけません。○○性というのも、社会や環境から形成されるものだと思うので。)
パトリシアが料理や食文化にうとい。笑
ここから派生して、もう一つ疑問が浮かび上がりました。
そういえば、開発学や社会学のコースで中南米出身者に出会ったことがありません。
不思議。
やっぱりパトリシアと話をするのは楽しいです。
まだまだブリティッシュイングリッシュ
イギリスの中でも、もっとも美しく正しいといわれる、標準語は、イギリスに住む人口のわずか2~3%の人しか話さないと聞きました。
イギリスの社会に根強く存在する、”階級”。
その”階級”の一番上の人たちが使うのが、生粋のブリティッシュイングリッシュらしいです。
私のクラスに一人、その階級出身の子がいます。
彼女の話す、英語、本当に音楽のように流れます。
聞き取りにくいこと。
今日ショックだったのは、
「Tomorrow's class will start at 1pm!」
と言われ、最初のTomorrowが聞き取れなかったこと。
「え?なんのクラスだって??」
そう何度も聞き返しました。
最終的にTomorrowだとわかってびっくり。
彼女の発音、最初のTの音が聞き取れません。
私の耳から抜け落ちているのか、頭がTという音と認識してくれないのか。
たかがTomorrowという一つの単語でも、その発音を、本当に細かい”音”レベルで考えると、国の数よりずーーっと多く存在すると思います。
人によるとTがとても小さくて、「もろー」と聞こえるくらいだったり、
Tを”と”に近いくらいで発音する人もいたり。
言語として音のバリエーションが少ない日本語。
本当に、”音”を言語(この場合英語)として聞き分けられるようになるには時間がかかります。
クレープ屋さん
たいして美味しくもないクレープに700円も出してきました。
コーヒープラスで1100円。
しょんぼり。
味ではなく、友達とカフェで話すという時間と空間を買うのです。
もう不満は言いません。苦笑
そのカフェで嬉しい驚きに遭遇。
斜め前の席に座っていたヨーロッパ人。
ふと、見るといつの間にか帰っていました。
そのテーブルにくぎ付け。
!!???
テーブルの真ん中に、きれいに片づけられたお皿にナイフ・フォークとごみ。
イギリスに来て半年。
初めて発見しました。
いつもだいたい、散らかしたままの去っていく人が多い(と感じていた)この国。
こんな事に感動してしまいました。
ガーナ携帯 壊れる
水没しても2か月近く動いていました。
ガーナで買った型落ちのサムソン携帯。
今夜、ついにその生涯を終えました。
ひっそりと。
主に気づかれることもなく。
がんばったね。
ありがとうよ。
・・
・・・
・・・・
また出費が。。涙