まだまだブリティッシュイングリッシュ

イギリスの中でも、もっとも美しく正しいといわれる、標準語は、イギリスに住む人口のわずか2~3%の人しか話さないと聞きました。

 

イギリスの社会に根強く存在する、”階級”。

 

その”階級”の一番上の人たちが使うのが、生粋のブリティッシュイングリッシュらしいです。

 

私のクラスに一人、その階級出身の子がいます。

 

彼女の話す、英語、本当に音楽のように流れます。

聞き取りにくいこと。

 

今日ショックだったのは、

「Tomorrow's class will start at 1pm!」

と言われ、最初のTomorrowが聞き取れなかったこと。

 

「え?なんのクラスだって??」

そう何度も聞き返しました。

 

最終的にTomorrowだとわかってびっくり。

 

彼女の発音、最初のTの音が聞き取れません。

私の耳から抜け落ちているのか、頭がTという音と認識してくれないのか。

 

たかがTomorrowという一つの単語でも、その発音を、本当に細かい”音”レベルで考えると、国の数よりずーーっと多く存在すると思います。

 

人によるとTがとても小さくて、「もろー」と聞こえるくらいだったり、

Tを”と”に近いくらいで発音する人もいたり。

 

言語として音のバリエーションが少ない日本語。

 

本当に、”音”を言語(この場合英語)として聞き分けられるようになるには時間がかかります。