ガス会社

引っ越ししてきて早5か月以上経ちますが、未だガス料金を支払っていません。

まず、前居住者から私への契約内容変更&更新を完了するのにに2か月近くかかり。

(前居住者、ガス代をかなり長い間支払っていない模様。これで済んでいいのか・・?)

その後、改めて正しい請求書が発行されるまでさらに3か月。

先月末に届いた請求書に記載されていた金額が4か月で690ポンドという予想を超える金額だったので電話で確認。

すると、契約内容がビジネス用というアカウントで作成されており、一般家庭用のアカウントではないという事が判明。

それを一般家庭用アカウントで登録しなおし、料金定額プランの契約に変更し、かつ前回来た請求内容(ビジネス用アカウントで計算された料金)の取り消しをしないとなりません。

 

正直なところ、このような生活系のお仕事はほぼ全て私がやっていて、少し疲れを感じてきたので、パトリシアにガス会社に電話するように頼んでおきました。彼女のイギリス人の友達と一緒にかけたら、よりスムーズだろうと思い。

彼女の忙しさはよくわかっていますが、やはりある程度平等に家事をわけないと、少しずつイライラが溜まってきます。苦笑

机が汚かったり、キッチン水回りが汚かったり、彼女の私物がリビングに放置であったり、ゴミ出しを一切しなかったりetc...等は目をつむり、時間のある私が積極的にやっていました。

 

2週間ほど経ってようやく電話してくれましたが、契約者の私でないとだめだと電話口で言われたと。苦笑

私がひろかです、と言えばそれでいいのに。苦笑 (いいのか。)

 

結局、今朝、私が電話しました。

 

結果、色々な部署に転々と回され、部署が変わるたびに基本情報の説明&確認の繰り返し。

最終的に、ようやく契約を”ビジネス用アカウント”から”一般家庭用アカウント”へ変更し、さらに料金定額プランの契約を進めてくれる担当者と繋がりました。

 

しかしながら、契約を進める上で、ガスの使用料を推定するために住んでいる家のタイプや設備の情報が必要となり、ここで問題が生じました。

 

家のタイプ?なんて言えばいいのかわからないので、例を言ってと頼むと

「テラス?バンガロー?フラット?一戸建て?アコモデーション?」

と答えてくれました。

そんな事言われても、、、各タイプの定義がわからない。

そもそも私が住んでいる家を日本語で説明するのも、難しい。

1つの大きな4階建ての建物の、4階セットの一区画?に、2人で住んでいます。

これでイメージつきますか??

 

 

 

 

 

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こんな建物の一部を借りています。

一階部分にいくつかドアがありますよね?

それが各テナントの住まいです。

なので、比較的狭い面積のフロアで地下一階、地上三階分の空間が、1テナントの入居スペースになります。

 

最初の私の日本語の説明から、このような建物&住まいを想像できましたか?

たぶん無理ですよね。

私の日本語力不足はもちろん、日本にはこのような建物にこのような形態で借りて住むという事がないから想像しづらいはずです。

 

 

あんまりにも英語で伝わらなかったので、オペレーターが日本語の通訳を入れて3人で話そうと提案してくれました。

(そんなシステムあるなんて知りませんでした。だったら最初からそうすればよかった、、、いやでも一度は英語でトライしたいところ)

 

結局、日本人の通訳さん(アメリカ在住)にオペレーターが最初から話を始める。

最初から日本人の通訳さんが私に通訳。

そこはいいのに、とばして欲しいのに。と思いながら。

しかし、家のタイプの説明の際、やっぱり問題が起きました。

 

通訳さんはアメリカ在住なため、イギリスの家のタイプについて無知。

「テラスもフラットもアコモデーションもバンガローも、英語の意味はわかりますが、イギリスでどのような家屋をこう呼ぶのかちょっとわかりません。。申し訳ありません」

そのように話してくれました。

私も一生懸命、日本語で私の住んでいる家の感じを説明。(情けない、日本語なのに。。)

通訳さんも、彼なりに上手に説明を付け加えオペレーターに伝える。

しかしながら、最終的に通訳さんから聞いた、オペレーターの”テラス、フラット、アコモデーション、バンガロー”の説明はやはり理解できませんでした。

 

つくづく、言語の違いからくる問題は、言語そのものの違いだけではなく言語の育った背景、文化の違いも大きく関係していると実感しました。

 

 

また、通訳さんのわかりやすく美しい英語の表現もとても勉強になりました。

 

さらに、ネイティブスピーカーにとって、私の拙い英語を聞く事&理解する事はストレスになりえるんだと発見しました。

 

 

これも、今回ガス会社に自分で電話したからこそ学んだ事です。

トータル2時間半の電話。

2時間半で得たものは大きかったのか、失ったものの方が大きかったのか。

お陰様で文献をみんなで読んで勉強するグループワークに行けませんでした。

 

ああ、もっと英語がすーらすらと話せるようにならないと。

 

 

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6:50AM ごみ収集のおじさんたち